いむげむ亭 ▼ 時々日記

陶芸家 中島惠のブログです。HP→いむげむ亭日常http://imugemtei.g1.xrea.com/

筑波小旅行 その1 植物園

11月の初旬、来春には引き払う予定の筑波別宅へ
3泊で行ってきました。
(大学4年の元走る動物の
飼育室・・アパート。)
見学先がとても素敵だったので
その話を書きたい書きたい、と、思いながらも
ほかの訳あり作文宿題が3つもあったため
まとめられずに年末まで来てしまいました。
とりあえず書いた分だけアップします。
まず

「筑波実験植物園」通称「つくば植物園」
上野にある科学博物館の分館です。
広い野外と大きな温室を擁する植物園が公開されています。
これがとても素敵な空間で、近くにあったら回数券買って毎日散歩したい。
入場券は入り口で受け付けの人から直接購入。
自販機が見当たらない事が、入場者数を感じさせます。
お役所っぽいパンフレットのほかに、
時期ごとに発行されるらしい「見どころ地図」の印刷物が手渡されました。
初めてなのでこの地図のお勧め順位を追いかけて歩いてみることに。
ちなみに私が行ったときにいただいたのはこれ。(HPバックナンバーから拾ってきました。)
http://www.tbg.kahaku.go.jp/recommend/plant/season/pdf/256111.pdf
 
エントランスには背の高い針葉樹たちが並んでお出迎え。
それだけでも森に踏み込む気持ちになります。
「樹皮の特徴を比較してみよう」という問いかけの看板に誘導され、
立ち止まってしみじみと樹皮を見比べてみました。
改めてじっくり眺めると、樹皮ってかっこいい!
内部からの成長と外からの風雨が生む、陰影深い彫琢。
さすが神様、自然様。自分の手が残念に思えますが、仕方ないですね。
(かけっこ動物がお古のスマホの貸し出しを思いついてくれたのがその翌日だったのでこの日は写真がなくて残念)
水辺、高山、山林、等、
自然界ではバラバラの場所で生きるはずの植物たちに
ちょっと敷地の中を歩くだけで出会えるのがすごい。
で有名な紫カブトのあのの実物、初めて見ました)
どれだけ環境に手をかけて、育成しているんでしょう!
 
複数ある温室にも、熱帯・亜熱帯といった気候別に
珍しい植物がぎっしり育てられていました。
膝の具合と時間の都合で全部は見切れず残念。
ぜひまた訪れたいです。
 
同日、午後からは
昔からの知己である三輪ゆうこさんを訪問。
専門に学んだ洋画、陶芸製作、アートセラピー、競馬に漫画にラインスタンプに・・
(何か足したかったらツイッターで知らせてください。)
いつも何か新しい事に向かっていて、
フットワークの悪い私とは対照的、
その活躍を眺めるだけでも刺激的な友人でです。
 
茨城の田園風景の中、古民家を改造した感じの一室に
新品の窯と、彼女と生徒さんたちが迎えてくれました。
大学時代親しんだ懐かしい東京陶芸機材の電気窯
蓋の断熱材の使い方に特徴があるんですよ。
少し高いけれど、長く使える良い窯です。
室内で銀色に光る窯を眺めていたら
私もいつかは電気の窯を買うつもりだったことを思い出しました。
もう少し小回りの利く素焼き窯。
親しい方たちが陶芸を遊べる場所にするためにも
あるといいな。
三輪さんの工房を見せてもらって
心が少し前に押された気持ちです。
 
あれから電気窯を置きたい場所の整備を少しづつ進めているけど、
おしりの重さのせいか、実現できないまま今年も終わり。
 
(その2に続きます)