今週のお題「手づくり」
うう、寒い。
おもては雪です。皆様の地域はいかがでしょう。
こんな日は工房の土も冷え冷えです。
特に今年は、気温も風も厳しい気がします。
工房や庭で惜しげなく使えて、丈夫で、洗濯機ざぶざぶで洗える
ハンドウォーマーが欲しいと思ったわけです。
(寒さが関節に来るお年頃なのでしょうが・・。)
買ってもよいのです、が。
ウールの細い糸の物は、作業に耐えず、また手洗い必須なのでダメ。
丈夫なアクリル製品は
【毛玉が出て、汚れもあるけど十分温かい。捨てるのは気が咎める】
それでシーズン終わりに捨てられず、何年も迷いながら使うのが憂鬱。
【軍手の指を切ったもの】も安上がりで柔らかく悪くないのですが、
切り口からほつれて来るのがイヤ!邪魔くさい。
たまりかねたある日。自分でサクッと編むなら?とおもい
手作りのヒントをネットで探してみました。
すると超簡単な編み図を発見。(リンク失念)
以前どこかに書いた「葉っぱのエコたわし」と同じうね編み系。
まずハンカチサイズの四角を編んで
→90度回して縦うねに置いて
→親指の穴以外綴じて筒にする それだけ!
横縞の段々ができるうね編みを90度回して「ゴム編み」のように縦に使う
その発想が新鮮でした!
エコたわし2枚分ぐらいのサイズだな、これ・・
イヤになったらエコたわしにする?大きすぎるか。
じゃ、最初からエコたわし2枚で作っとけば?
エコたわし用糸は昔「学校でつかう座布団」を作ってやった
バラバラの色毛糸が押し入れにあるはず・・。
そこで、ひらめきました。
じゃじゃ~ん!!(音楽)
【汚くなったらエコたわしに変身!
超簡単手編みアクリルハンドウォーマー♪】
片手分の作り方を簡単に書いておきます。
1、並太アクリル毛糸と7号ぐらいのかぎ針を用意。
2、鎖あみを「欲しいハンドウォーマーの長さ」あむ。
(画像の作品は35目 18㎝。)
3、立ち上がりくさり2目、うね編の中長編で自分の手のひらの幅ぐらいまで編む。
(私の場合は9段)
4、もう一枚同じものを編む。
5、親指を出す穴の位置を決め、穴を残して「引き抜きはぎ」ではぎ合わせる。
(糸の色を変えて分かりやすくしてあります。このはぎ方だと、解体する時に楽です。)
6、親指の穴のところを細編み一段足して補強。(やらなくてもよいです)
7、ハンドウォーマーとして使いまくり、汚れてきたら解体して、
2枚のエコたわしとして穴が開くまで使い切る。
もう一つは黄色で。ちょっと短く、30目15㎝。
雪で出かけられない、こんな日には
さっと仕上がる実用編み物も
悪くないですよ。
(後日補足)
アクリルたわしの「マイクロプラスチック化」について。
1、「アクリル衣類の洗濯物や、他の台所スポンジ、メラミンスポンジ等と比較して
発生するマイクロプラスチック量は微少」とする研究結果があります。
2、あくまで余ったアクリル毛糸を使い切る工夫です。
化学繊維との付き合い方も、今後勉強していこうと思ってます。