いむげむ亭 ▼ 時々日記

陶芸家 中島惠のブログです。HP→いむげむ亭日常http://imugemtei.g1.xrea.com/

「作品整理」職人母見参16

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私の作品の話ではないです。子供の話ですw

昨年の工作作品、お持ち帰りからはや1年。
2月も半ばをすぎれば学年末はもう目の前。
一年間の工作絵画書道等、「作品」と呼ぶべきか
「進歩の証」というか「努力の結晶」というか「産廃」というか
・・まあそう言った物が毎日返却され
いつの間にやら玄関先に山脈を形成する
実に油断ならない季節なのです。
これらの展示スペース確保のため
旧作の整理作業の為、鋭意分別中なのですが・・・・・

ぬけません・・釘。う~ん。

工作のために新しい釘を持ってくるようにとの事で
手持ちの釘箱では数もたりず
一緒に買いに行ったんでした。
キラキラ光る金属素材を、嬉しそうに選んでましたっけ。

釘抜きと苦闘しつつ、(怪我しちゃうよ)
コレを全国で小学生が毎年、等、考え出すと
うずたかい釘の山も目に浮かぶ。(妄想かしら)
食品をおもちゃにしてはいけないのは当然だけれど、
ステンレス釘だって、同じじゃないの!とか。
今同じ地球上に飢えた子供が・・・と教育するけれど
同じ地球上にステンレス釘がないから
屋根を吹き飛ばされちゃって
ぬれねずみになってる子供が・・とまでは考えなくて良いの・・か?

リサイクル学習にかなり時間を割いているけれど
それより先にゴミを作らないことだと思うんだけどなぁ・・・

連絡しても持ってこないご多忙すぎるご家庭や、
半ば制作済みで持参の行き届きすぎるご家庭や
いろいろありすぎの現状、
先生の指導上のご苦労のことも考えると
何も言えなくなるのですが。

抽象芸術教育の必然性よりも
もったいないお化け」に近親感を覚える
職人母はあんまりゲイジュツカじゃないのかも・・・。