子供が公民館の行事で作ってきたのですが、
子供に聞かれて私、考え込んでしまいました。
このあたりの昔の行事「とおかんや」。
その際に子供達が作る道具なのですと。
地域の子供達が集まってまず、畑に一列に並びます。
この藁苞の輪になっている方を手に持って
「とお~かんや、とうかんや!」と、はやしながら
頭上から思い切り振り下ろして田畑を叩いて
隅から隅まで絨毯爆撃。
すると・・
地中のモグラが仰天して逃げ出す、と言う仕組み。
家々を周りモグラを追い、お駄賃にお菓子を貰う
・・ちょっとハロゥインみたいですね。
実際叩くとかなり大きな音がします。
本当にモグラよけになりそう。
(どこかの引っ越しおばさんも何か叩いていましたよね!)
もちろん現在はやってません。
伝統の遊びを残す町の行事として
体験風に残るのみです。
(都会育ちの私の友人へ・・
ピンと来ないかもしれませんが、
モグラの害って相当なモノなのですよ?
わが家でもキキョウをみんな
喰われてしまったことがありましたっけ。)