実によく判る 前線通過 。
一瞬にして全風景が水浸し。
屋根は滝、水路は濁流。
やがて、窓ガラスを心配する程の音をたて
たたきつけるように雹、雹、雹
横殴りに、雹。
このあたりの農家は、菊の収穫期真っ最中。
兼業の家では、この日曜が
麦の収穫も田植えも集中日だったのに。
明けて今朝。
ユンタ君の散歩に出ると、
そこここで、菊畑を眺めながら
腕を組み話し込む花農家さん達の姿が見られた。
収穫しようにも土が緩くて足を踏みいれられないだけなのか、
被害が大きく出荷の労力をかけても仕方ない状況なのか。
今日も驟雨の予報がある。
お見舞い申し上げます。
心でつぶやいて、
頭を下げつつ、そっと戻ってきた。