国立博物館画像より 年頭ブログ再開に先立ち元旦の激震、能登の地震災害についてお見舞いを書かせてください。 学生時代の研修旅行。私は金沢の旅行企画をしました。研修旅行の後、上野の国立博物館で見た【珠洲焼】(上部写真)の地にぜひ行ってみたい!と…
庭で過ごすようになってから三か月。猫のゆうさくは消えてしまいました。 それまでにも帰ってこない日はあったし、その夜が満月だったこともあって、どこかで女の子と遊んでいるとかライバルと喧嘩でもしているのだろうと思っていました。 でも、翌朝帰らず…
先月の1日。小さな祝いを終えた夜。台所の勝手口で猫の声がした。 網戸越しに覗き込む黄色く光るビー玉二つ。人感センサーに照らされても逃げようとしない。ハチワレ、白黒、とがり耳。 おなかが空いているのだろう、祝いの客なら馳走して進ぜよう、と残し…
三回続きの最終回、やっと陶芸家らしい道具が登場します。 「ポットミル」「ミルラック」という、昭和の家内工業的な機械です。見かけだけではなく、稼働音がまた超昭和レトロ。(ポンコツともいう) 白い筒状に見えるのが硬いアルミナ磁器の焼物で出来たポ…
釉薬づくり話、前回の続きです。(画像は、今回の釉づくりカードです。) やっと涼しい水作業の話に進みます。 まずは、屋外土石類の収納箱の「蓋」に降り積もった砂埃と作業場の棚、床、器具等すべてをホースの「ジェット水流!」で流します。 作るからには…
プレハブ屋根一枚、冷却装置は「扇風機」だけの仕事場で今年の8月は、いささか暖かすぎました。 こういう時は頭が動かないので水を使う肉体労働に限ります。 というわけで、「今月は釉と化粧土を作るぞ」という事になりました。 作業の様子を何回かに分けて…
洗濯物が乾かない。タオルが臭くなる季節だ。 臭いタオルは降格になる。食器>台所手拭き>工房か雑巾 工房用のタオルは、他と区別するために印をつける。 オレンジのマジックで「工」とかいた。 なんか愛らしかったので目もかいてみた。 カワイイ。 いむげ…
久しぶりに「窯窯」(陶芸サークル)の友人達に会えました。コロナが落ち着き、やっと叶った友人の新築ご自宅兼工房への訪問。そして、お待ちかね!おしゃべりの時間。 ・・工房の考え抜かれた造作や、工夫の数々。(心地よい木の吹き抜けが素敵) ・・彼女…
三月半ばからずっと、贋の新緑の中で暮らしてきた。 塗装工事の足場が雨で延期が続いたせいで緑色の足場シートが掛かりっぱなしだったのだ。 人間なんていい加減なものだ。 「フェイクニュース」「カクギケッテイ」「グンジヒ」「インボイス」「アンダーコン…
今週のお題「手づくり」 うう、寒い。おもては雪です。皆様の地域はいかがでしょう。 こんな日は工房の土も冷え冷えです。 特に今年は、気温も風も厳しい気がします。工房や庭で惜しげなく使えて、丈夫で、洗濯機ざぶざぶで洗えるハンドウォーマーが欲しいと…
この冬もまた峰ばあちゃんの美味しい下仁田ネギを頒けて頂きました。 その際、大根も頂きました。 「いるだけ、自分で抜いて持っていきな」方式だったのですが間違って「漬物用大根」を抜いてしまい・・。 欲しかったのは「青首」と「煮物用大根」だったのに…
昨年末暮れも押し迫った29日。里帰り予定の「たノ字」(子)から連絡が。 「今さ~濃厚接触者になった。ゴメン。」いや、謝る事じゃない・・が。 何も症状はないというのでまず安心。なんでも、前日28日に御用納めで一緒に仕事していた方が今朝発熱→コロナ陽…
なんとか書きたいことを塊にできました。 年を越さずに、空がきれいなクリスマスにまとめられてよかった、よかった。 猫が雲の上にいる飯碗なんか試作中。 ちょっと不甲斐ない今年でした。けど!来年は。うふふ。
翌日。娘と二人で市の火葬場へ。午後1時、快晴の空にからだを還す。 それは帰宅後、諸々安置して一段落した午後3時ごろの事。 庭に出た私は、「今はあのあたりかなぁ」と、空を見上げていた。 すると。昨日拭いてあげたグルニャの胸元にそっくりの白いワタ…
その時がきたら。終末期を前向きに生きる猫の弟子(?)として、ひとつ頑張ってみようと決めていたことがあった。 それは「ブラッシの歌」を歌って送る事。 平等院の雲中供養菩薩も華やかな楽隊だし、玉三郎さんの演じた稲葉屋お孝だって、「死出三途を小唄…
9年前、病気が始まった頃、獣医さんから『お風呂』を禁じられた。ストレスと、水濡れ、両方が心臓に負担をかけるからだ。 以来、清潔を保つために私が風呂に入る直前にお風呂場での「ブラッシング」と「濡れ手で抜け毛クリーニング」が習慣になった。 グルニ…
自然からの導きは猫に聞くとしても自然では済まない判断も残る。 一番難しかったのは「薬」のことだった。 食べないのだから薬も当然飲まない。どの薬を優先して飲ませるかを決めなきゃならない。 心筋梗塞を抑える薬、 血栓を溶かす薬、肺に水を溜めないた…
夏休みが終わった頃から猫の食欲が、がたんとおちた。ほとんど食べない日が増えてきて、毛皮の下の背骨がわかるようになり、呼吸の度に肋骨の形が見えるようになり、足取りはよろめき、歩く速度は遅くなっていく。眠っている時間が延び、その衰えをハッキリ…
前回「序」をここにアップした。 ところが、その日の夜が永遠のお別れになってしまいまして。 続きを書こうとしてみたのですが、驚くほどに自分自身のコントロールがつきませんで2回目の月命日も過ぎてしまい・・ これは良くない、情けない。 何としても、今…
あれは2021年の秋ごろ。便秘気味の猫に「うんこでろでろマッサージ」をしていて?乳首?に手が触れました・・オデキ?虫刺され?多分普通に乳首がそこにある、と解釈しスルー。 が。マッサージで触れるたび少しづつ大きくなる気が・・不安になり調べまし…
庭の椿、実がなる時期。 とにかく、形がかわいい。 丸くてかたくて、だんだんに割れる様子も、分厚い殻も 中から顔を出す種も、とにかくとっても好き。 あまりに愛らしいのでお絵描き。 樹のためには種は実らせない方が良いらしい。だから、手の届く高さなら…
九月の朔日がまためぐってきました。 元気でいます。 日本橋三越での杜窯会作陶展に 今年も数点出品しています。 個人的隠しテーマは【ウサギ】です。 秋の個展は、迷った末、今年は見送りました。ごめんなさい。 作品自体は、小さめの個展はいつでもできる…
予告通り、蝉写真だらけの第2弾です。 「ドラマ 蝉吉の悲劇」 夏が終わる前にアップしますね。 その日、「蝉吉」は一番良い場所を選び、一世一代の羽化に挑んでいた。 程よい風、雨もなく、すべては順調・・と、その時、誰かが「蝉吉」の柔らかい羽を乱暴に…
先日予告の蝉羽化写真。昆虫が苦手な方はスルーしてくださいね。 柿の木の幹をよじ登った蝉が、風通しの良い南の葉先を選んで 葉の裏にしっかりつかまります。 背中が割れる瞬間を待って見つめていました。 ゆっくりと背中の割れ目が開いていきます。 徐々に…
先日庭で、蝉の羽化に出会い、じっくり眺めた。 5匹も一度に次々と羽化が進む様子は、結構なドラマだった。 セミの抜け殻を集めておいたら、 里帰り娘の「何ゼミ?」の一言から、見分け方調べがはじまり、 雌雄見分けや、割合考察まで会話がもりあがった。 …
昨年、10月24日に「オオカマキリの産卵シーン」を目撃したのです。(ここで書こうと思って撮影もしたのに、すっかり書いたつもりで忘れてた・・ダメだこりゃ) 場所は窯場の裏手。種から勝手に生えた柑橘系木。(柚子っぽいのですが、成らないので不明で…
うまく書けないまま、何か月も過ぎてしまって、ブログの停滞原因になってた本の紹介。 あれこれ手作業をしながらも、「うまく伝わる書き方ないかなぁ」と言葉を探し、思いついた気がする度に、キーボードに向き合ってきたのだが・・・書いても書いても消すば…
すみません。嘘です。 エイプリールフールです。 あまりに終わってほしかったので、嘘をついてみました。 三月の日記は、こんな情勢もコロナもあってなんだか面白い読み物にできなかったのでアップしませんでした。 今日は(嘘じゃない)近況報告だけで失礼…
飛ぶための百歩という本を空に 『飛ぶための百歩』ジュゼッペ・フェスタ作岩崎書店 夏のドロミテ渓谷を舞台に5歳で視力を失った14歳の男の子と、山小屋で出会った同じくらいの女の子、まだ飛べない鷲のヒナの「二日間」の物語です。 読み始めるとすぐ、ス…
本日、両親は60年目の結婚記念日。で、我が同居人も誕生日。ワンコのユンタ君も今日が推定生誕日でした。 そんなわけで、今日は我が家では祭日♪なのです。 このお正月、集まって祝うのを見送る相談をした時には「2月1日にいろいろ収まってたら、みんなで…