いむげむ亭 ▼ 時々日記

陶芸家 中島惠のブログです。HP→いむげむ亭日常http://imugemtei.g1.xrea.com/

続・大工仕事

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地方のホームセンターは「東急ハンズ」ではないので
すばらしい産地、すばらしい木、って物はないんですね。
(金額に上限がないなら大工さん経由材木屋ルートが正解ですよね。)
それどころか3軒回っても、
この天板サイズを一枚で取れるのはこれ一点だけでした。
ラジアンパイン集成材18mm厚・畳一枚大で3980円也。
(ドリル君と一緒に木目の写真)
この下だともうコンパネになっちゃうw

んでもって今回くっつけるのに使ったのは
変性シリコンのシーラントです。(写真)
これで段差を埋め、かつ、接着と。
硬化後に4隅ネジ止め。ひっくり返して完成。

今回接着材料についてはネットで調べました。
木材の接着といえば「木工用ボンド」が定番ですが
用材が揮発すると肉痩せするし、水に弱いので使えないのです。
で、出てきたのが 「変性シリコン」って言う物。
シーラントと接着剤って境が無段階になってきているのですね。
接着・耐水・目減りなし・硬化後の加工(ドリルとネジ)
このあたりの能力を中心に選択してみました。
劣化・耐久度についても一瞬思いをはせました、が
 自 分 の 耐久度を考えて・・・
板も含め、その程度使えればよいという発想です。

欠点は硬化途中でちょっと目がチクチク痛いような・・
耐水を考えて屋外用を使ったからでしょうか、
あんまり体によくない感じの何かが揮発しているように思えます。
この手のアレルギーのある方にはお勧めしません。

修理に出してあったパソコンが帰ってきたので
その復旧作業を先に進め、工房はよく換気をして放置の一日でした。