いむげむ亭 ▼ 時々日記

陶芸家 中島惠のブログです。HP→いむげむ亭日常http://imugemtei.g1.xrea.com/

3年目の陳式太極拳(その4)

健康太極拳って進めていくと何処に着くのでしょう?

まずは、始めた動機でもある、
「年齢を経ても丈夫な足腰!」
ここへの到達、と思いますよね。

でも、やってみると・・・
私が、単に無知だったのかも、ですが
太極拳って、組手も(格闘の)試合もあるのです。
武術ですものねぇ・・・当然といえば当然。

組み手ともなると、日本の柔道よりずっと野生です。
腕ボッキリ・肩脱臼の世界です。
ここを最終地点に出来上がっている修練システムだけに、
進めば進むほど・・・あれ?
「年齢を経ても丈夫」ではない方向に近寄っていく?

いや、武道者として毎日太極拳に励むなら
そんなことは無いんでしょうが、
週1武道見習いが、見合った筋力無しに
外側だけ進歩に向けうっかり努力をすると、
目標とは逆に進んでしまいがちなようです。

でも、健康の為の反復だけでは飽きて習慣化できないので
外側だけでも進歩した気分は必要なのです。
新しい事を教わるのは楽しいですし。
教えていただいたら習得しようと思うのが人情。
習得の為の反復は、目的にかなう健康への道でしょう・・・

・・・そうして、進歩すれば競技会もありますし、級もあり、
上手な人を見れば上手くなりたく欲も出て
あれ?また「うっかり進歩」の罠に
かかりやすくなってしまう。
罠のループ。
(このことをうまく説明しようとして、上手くかけず
掲載に間が空いてしまったのです)

すると、
罠にはまらない為には
基本立ちの姿勢にいう、
丹田に重心を置き、上半身の力を抜く」
これを、体だけの話として、ではなく
「内面も自分なりの重心をすえて、進歩欲の力を抜き」
「自分なりの立ち居地を意識しつつゆったりと反復練習せよ」と
言う事になっちゃいます・・・よね?

なんか修行なんですよねぇ・・
修行の暁には仙人になれそうな気がするほどにw。
でも、実際動いていると、
その心境でゆったり動ける時がきたら
その先に何か違う感覚が見えてきそうな予感が
その、予感みたいなものが
太極拳には ある んですよね・・・


頂いたコメント……………………………………………………………

ああ!!まとまらない!!
とりあえず
「うっかり進歩」の罠に引っかって
本業のさわりにならないよう、気をつけて
ぼんやりと続けていこうと思ってます。
・・・先生、すみません・・・
これ、勧誘文ににならないですね?
。゚(゚´Д`゚)゚。ウァァァン
[ いむげむ亭 ]

2010/3/14(日) 午前 9:43

なりますよ。こんな風に考えて頂けるなんてうれしいです。巷には太極拳は年をとってからするものという風にいわれますがそんな事はないですよ。若いときから練習に励んでとしをとってきたら
低くしないで内気だけで動いていくのでそこだけクローズアップされてしまったのですね。陳式のしっぽより

[ ほ~い! ]

2010/3/14(日) 午後 2:44