いむげむ亭 ▼ 時々日記

陶芸家 中島惠のブログです。HP→いむげむ亭日常http://imugemtei.g1.xrea.com/

コロナ下作陶展・写真撮影

中島惠作陶展 出品陶器の画像 猫の蓋物 鳥の蓋物 灰釉面取片口 蓋つきマグカップ

中島惠作陶展 猫の蓋物 鳥の蓋物 灰釉面取片口 蓋つきマグカップ


10月の個展用作品画像できました。
早速こちらでお披露目を。

「 中島 恵 陶展 (タイトル未定) 」


会場:器スタジオTRY (新宿区中落合)
予定会期:2020年10月18日(日)~25日(日)

  20日(火)臨時休業(10月16日 補足編集)

 

 営業時間は11時ぐらいから夕方早めまでのつもりです。
最終日は3時までで終了いたします。

 

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ご来店前にはご予約をお願いする予定です。

ご来店の予約が一件もない日は、休業日にする可能性が高いです

予約でのご来店お願いと、そのノウハウ作り。
リモートって何?覚えなきゃ!!

写真をアップしての通信販売に展示の動画配信も

・・・全部 こ れ か ら  !

厳しい中でも面白く。色々覚えて新しいことを!と思っております!!

ただ、

情勢次第ではやむを得ず会期変更や取りやめの可能性もあると思います。

変更をお知らせするには「メール」が一番確実です。


ご来訪を予定してくださるブログ読者の方に

この場を借りてお知らせします。

会期前に一度メールでご連絡くださいませ。

 

出来上がってみればたった数枚の写真なのですが、、
昨日と今日、

二日かかって汗だくになって撮ったんですよ。


苦労談は後日また。

彼岸花の律儀

の庭で 
私は待っていた。

地中からの 兆し を待っていた。

! ! !

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! ! !

来た!彼岸花の蕾。

 

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地中でお彼岸をどう知るのだろう。

(ニョロニョロに似てる)

誰が見ようが誰も見まいが我関せずと

お彼岸の頃になると花芽だけをスルスル伸ばして

咲く

それは律儀に 咲く

 


TRYさんからお電話を頂戴した。

「来月、どうしますか?」

 ありがとうございます。
  ・・待っていたのはこのお電話だったのかも。

来月、個展。やってみます。

2020年10月18日(日)~25日(日)

 

 

 

今夏のヒーロー★かやおりふきん

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こののヒーロー、私の救世主
それは!
「 か や お り ふ き ん 」
 (かやおりって?という方には、一番下に説明アリ)

 

出会いは数年前、
個展の時にピアノのユッコちゃんから頂きました。

「白雪友禅ふきん メリーさんの羊の絵柄」

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重ねられたレーヨン蚊帳生地丈夫。縫製丁寧、ほつれない!風通しが良い!
吸水性もよい!臭くならない、早く乾く!レーヨンは土に戻る合成繊維!

その上こちらは「一番上だけはコットン(木綿)」
顔や首を拭いても優しい!

ここ数年、お出かけに何度同伴してくれていたことか。
ですが何度も洗ううち、フチの糸が縮んでしまい
平らに畳めない事を理由に一線を引退しました。

 

そして・・8月。猛暑のある日。
工房に行く私の頭や首には、
例年通りホームセンターで買った「ひんやり布」が
ところが暑さが厳しすぎて、ぬるい。蒸れる。
仕方なく水分増やすとい。

そんな時。
食卓でふと手にした台フキン


ひんやり・・・ん?!白雪メリーさん・・

 

すぐに洗いなおして首の後ろに当てました。
かや織りの風通しが生む気化熱ひんやり感
なる木綿の安心感・・ああ、うっとり

 

早急に台フキンからの一線復帰、すなわち洗って漂白、

私の頭上で再度!活躍することとなったのです。

 

とはいえ、一枚では足りません。すぐ買い足し作戦が始まりました。
「白雪ふきん一枚400円」・・予算の点で
 (・・・・アベノマスクって何億円でしたっけ?)
フリマサイトで探しても開封済み格安品は数が少なく争奪戦

 

で、思い出したのは、コレ
「KAYAOEI fukin」。小久保工業所製造。

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マスク不足時、材料探しの100均で見かけて、そのモダンさが目を引きました。

白雪ふきんとの違いは、
「100%レーヨン」「30㎝×30㎝」(小さい)

でも「110円!お安い」同じ金額で4枚買えちゃう。

 

早速購入いたしましたよ。
これが、涼しい。涼しい!!快適!!んで、思ったよりらかい。
デザインもスッキリ! 数種類あるので識別OK。

 

熊谷の隣町の熱真昼でも濡らして頭にのせているチン。
ぬるくなっても「ひと振り」冷え
その冷えっぷりは白雪を越え、専用の冷却タオルをも凌ぐ優秀さ。
吸い取り能力も高く、顔に押し当てるだけで
汗取り冷却の一石二鳥、いや一押二超快適♪

 

この気温で長時間濡らしておくのは不衛生なので
午前、午後で取り替えてつかってます。

睡眠時にも活躍。(特にお昼寝)
少しのでもしい。扇風機ならしっかり涼しい。

睡眠時無呼吸症候群の父(89歳)も、呼吸マスク着けての睡眠時に
「頭にのせて寝ると涼しくていいね」と喜んでくれました。

 

さらに。
いわゆる「冷感タオル」涼しくなったら用無しですが、
「かやおりふきん」なら元々が「フキン」
食卓・台所に戻せばよいだけ。本来の働きをしてくれます!

からまでは 
おろしたて「食器拭き」
「冷感タオル・汗拭きヒーロー!」
→次の以降は
 →白雪系表コットンは「持ち歩きハンドタオル」に
 →100均ALLレーヨンは「コロナ対策・手を石鹸で洗った後の手拭き」に

ヒーロー!
 →どちらも汚れてきたら台フキン→雑巾→土に還る

完璧なローテーション!です。

古い技術の「かやおり 蚊帳織」ですが
ハイテク化繊冷感商品に打ち勝つヒーロー。
(戦っているかどうかは別として)

明日も酷暑との予報。
かや織りふきんと頑張ります。 


注★かやおりをご存じない方のための説明


かや、は蚊帳と書くんです。
睡眠時、蚊に刺されないために室内につるすテントのような寝具です。
「御姫様天蓋ベッドの天井とレースカーテンが全部網戸仕様」みたいな物。
その「レース的な網状の平織布」がかや織り生地です。
ガーゼと同じ織り方だけど、ずっと丈夫な布地なのですよ。

フキンは、蚊帳を作った残り布から始まったものだそうです。

文さんと一緒 スイカと一緒

食に庭で実ったを。
ブラックベリー
イチジクも庭の稔りです。

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方。
同居人が買ってきてくれたケーキ

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九月の朔日 

グーグルの画像には 幸田文さん。 生誕116周年

他にも小澤征爾さん、新渡戸稲造さん、関東大震災さん

そして私、いむげむ亭もまた一つ年を重ねました

 

生きてるだけで丸儲けといいますが、
コロナ災のあった今年は
【先の事は考えない努力をして】【感染しないようにひきこもって】

 まさに丸儲け狙い~の一年でありました。
(★単に怠けてたダケって説もありw)

 

先行き不安や感染報道に
心や暮らしが捕らわれないようにしながら
マスクの質を高めることと、

健康に美味しく食べる事だけ頑張りました!

(★食べる事だけしか頑張らなかったって有力説もありw)


おかげさまで
美味しいご飯を毎日頂くことができ
家族が感染することもなく一年が過ぎました。
全宇宙に感謝、です。

 

展示企画は2回流れました・・・
「不要不急」って言葉が、ずっしり重かったです。

私の仕事は誰に必要なんでしょ?な~んて今も考えてます。

 

来月開催できる場所だけは
いつものTRYさんのお気持ちで使わせていただけることになったものの
いまだにご案内方法や開催方法は定まらず・・・。

でも、でも、なにかしたい!
強く思ってます。

予約で見ていただくにはどんなが必要か、とか
地方発送?! 画像信? 

乞うご待・・・でも 予定未定

 

こういう時ですので、

ご提案やなど、おありでしたら

メールからでもコメント欄からでも

どうか声をかけてやってくださいませ!!励みになります。


(作品のご希望・ご来場予約等のお問合せも
メールでご連絡お待ちしてます。)

 

炎天車中 ヨーグルトを作ってみる

ここは猛暑が売りの熊谷町。
毎年の事とはいいながら、
体温を越えるとい、いや、い。

「熱い」のレベルになると抵抗しても無駄である。
伊達に30年も熱キャリアを重ねてはいない。

プレハブの工房に留まって鉄板蒸になるよりも
正しく負けて、正しくクーラーをかけ、正しく「ぐったりする」。
そうしてヒグラシが鳴く時間帯に備えるのだ。

とはいえ、無抵抗「ぐったり」は、やはり敗北である。

なんか、ちょっと悔しい!
チョコっとでいいから出し抜いてやりたい。
頭を使って(熱)利用してやることで
「熱よりウワテの私」でありたい。
倍返し!は無理でも、5%ぐらいは返したい。

そういうわけで、
【炎天下・車中でヨーグルトを自作】やってみた。

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手順は以下の通り。

1、下から1㎝強残ったヨーグルトの容器に牛乳を少々入れてぐるぐる混ぜる。

2、ダマがなくなったら牛乳を足してまたぐるぐる混ぜる。
3、程よい分量になったら、容器に蓋をする。
4、やけどに気を付けつつ炎天下にあるのドアを開ける。
5、ダッシュボードヨーグルト容器を置く。
6、急いで車外に脱出し、しっかりドアを閉める。
7、涼しい部屋で正しくぐったり5時間程を過ごす。
8、意を決してヨーグルトを車から取り出す

 

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お?美味しいヨーグルトのにおいがする?
期待しながら蓋を開けると、さながら アルプスの湖!
純白の平面、澄んだ乳清・・これぞ

「完璧ヨーグルト」!


上等たいへん満足♪

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自作の器に盛った画像追加♪


グルメなグルニャン(猫)も喜んで、

お薬と一緒にペロペロしていました!

 

今週のお題「暑すぎる」に参加して書いてみました)

 

 

 

ネット展示チャレンジ

私のHP いむげむ亭 
ギャラリーページを作ってみました。

お時間のある時に見てやっていただければ恐悦至極です。

 

目次↓ここ↓です。
http://imugemtei.g1.xrea.com/workphoto.html
  案内板という方がいいかもしれませんね。

 

個々のギャラリーページはこんな感じ。
http://imugemtei.g1.xrea.com/workphoto1.html
  今後、増やす予定。

 


雨のころ、
おなじみのお客様から購入のお問合せをいただいたのがきっかけになり
ネット展示ページを作ってみようと思い立ちました。

 

お問い合わせに答えて選んだ作品で試作したページですので
現状で展示数は少ないのですが、
今後、増やしていくぞ、と思ってます。

飯碗が見たいとか、湯呑をばあちゃんに買いたいとか
リクエストも大歓迎です。(メールよろしく)

表示が変とか、文字が化けるとか、
撮影をこうしたら、等々
ご指摘ご指導も 熱烈歓迎いたします。

作品追加や、ページ更新したときには
ツィッターやこのブログからお知らせしますね。

 

HPいむげむ亭
http://imugemtei.g1.xrea.com/

 

食花・危険花・薬花

いつの間にか8月です。更新遅くてすみません。

現在コロナに阻まれた展示に代わる事ができないかと、
HPでアレコレ取組んでいる最中なんですが・・・
雨やらカビやら虫やら、HTML5やらに阻まれて遅々として進まず。

 

夜更かしの挙句、これで良し!と思って試すと、
・・画像は表示されないわ、リンクに飛ばないわ・・


この日記を書く以前に【デジタル画面を見るのも嫌!】って状態です。

今日は撮ってあった「6月と7月の花」をご無沙汰のお詫びにお届けして、
またデジタル作業に戻ります。
(HPのリニューアルが出来次第、お知らせしますね!!)

 

『食花』農林公園で「アーティチョーク」を「押買い」する某さん。

アーティチョークを押買いする某さん

 

 

この公園では県立ならではのお値段で「収穫体験」ができます。
アーティチョーク畑を見つけて以来、
何カ月も収穫できる楽しみにしてました・・某さんは。
受付のお姉さんに、確認までして・・某さんが。

でも、どんどん咲いているのに「収穫体験」の対象にならない!
業を煮やした某さんは、農場のおじさんに直接質問を。
 
某「え!食べるのを収穫体験するじゃないんですか?!」
農「食べるんですか?」
某「ええ?食べないんですか?」
農「花を希望する声がありまして栽培してみたんですが、
  皆さんに体験していただけるほどたくさん咲かなかったので・・・」
某「食べるのは蕾なので、咲いてなくいいんです!
楽しみにしていたんですよ♪ 1つだけでも売ってくださいよ~♪」

様々な対話と恫喝と懇願の結果、

一個だけですが押買いに成功!譲っていただけました。

クックパッドで調べた通り、ゆで→溶かしバターかけ→焼いたのがこれ。
(作るのに夢中で、蕾そのものの撮影は忘れました。)

アーティチョーク食べる直前

写真映え~はイマイチですが、これは美味しい!!
種を拾ってきて、まいてみようかと思ってます‥って某さんが。


『食花』その2 イカ

スイカ

春先頂いた「こだまスイカ」。
その種をポットに蒔いて→庭に植え付け
→雌花が咲いた(今ここ)

さて、実は?(期待!)

 

お次は『危険花』

  スズメバチハウス

枝はピラカンサです。
同居人が「摘み取って」くれたので、
伊羅保釉の花器に活けてみましたよ。

花の芯は六角形。仕切りの中央には小さな粒。
天然パルプのナチュラルカラーが素朴。
フェルトのような暖かな風合い。
椿のような愛らしい姿です。

若い女王が一人で作った小さなおうち
などと書いてみると童話のよう。

ですが。


【初期の スズメバチ の巣】って文字にすると
一気にデンジャラスがつのります。

このオープンハウスでの育児中、新米母さんのスズメバチ
「警戒音」や「威嚇音」を出さないんです。
子供を増やし、巣を閉じた形にするまでは ひたすら静かに、静かに


蜂もコロナウイルスも自然はずる賢くて・・本当に賢すぎて困ります。

 

最後は
『薬花』ミントの花

強力ミントの花

が咲くと、葉は香らなくなります。花に体力を取られている感じがします。
種ができるわけでもない感じだし、そもそも地下茎で増え冬を越す多年草

それなのになぜ、花を咲かせたいのでしょう?

 

自然の知恵は深く、人間の及ばぬことだらけですね。

 

 

それにしても

アーティチョークのつぼみ、もっと収穫させてほしかったなぁ~・・

「某さんの知恵は浅く、食べ物のことだらけ」(笑