いむげむ亭 ▼ 時々日記

陶芸家 中島惠のブログです。HP→いむげむ亭日常http://imugemtei.g1.xrea.com/

食花・危険花・薬花

いつの間にか8月です。更新遅くてすみません。

現在コロナに阻まれた展示に代わる事ができないかと、
HPでアレコレ取組んでいる最中なんですが・・・
雨やらカビやら虫やら、HTML5やらに阻まれて遅々として進まず。

 

夜更かしの挙句、これで良し!と思って試すと、
・・画像は表示されないわ、リンクに飛ばないわ・・


この日記を書く以前に【デジタル画面を見るのも嫌!】って状態です。

今日は撮ってあった「6月と7月の花」をご無沙汰のお詫びにお届けして、
またデジタル作業に戻ります。
(HPのリニューアルが出来次第、お知らせしますね!!)

 

『食花』農林公園で「アーティチョーク」を「押買い」する某さん。

アーティチョークを押買いする某さん

 

 

この公園では県立ならではのお値段で「収穫体験」ができます。
アーティチョーク畑を見つけて以来、
何カ月も収穫できる楽しみにしてました・・某さんは。
受付のお姉さんに、確認までして・・某さんが。

でも、どんどん咲いているのに「収穫体験」の対象にならない!
業を煮やした某さんは、農場のおじさんに直接質問を。
 
某「え!食べるのを収穫体験するじゃないんですか?!」
農「食べるんですか?」
某「ええ?食べないんですか?」
農「花を希望する声がありまして栽培してみたんですが、
  皆さんに体験していただけるほどたくさん咲かなかったので・・・」
某「食べるのは蕾なので、咲いてなくいいんです!
楽しみにしていたんですよ♪ 1つだけでも売ってくださいよ~♪」

様々な対話と恫喝と懇願の結果、

一個だけですが押買いに成功!譲っていただけました。

クックパッドで調べた通り、ゆで→溶かしバターかけ→焼いたのがこれ。
(作るのに夢中で、蕾そのものの撮影は忘れました。)

アーティチョーク食べる直前

写真映え~はイマイチですが、これは美味しい!!
種を拾ってきて、まいてみようかと思ってます‥って某さんが。


『食花』その2 イカ

スイカ

春先頂いた「こだまスイカ」。
その種をポットに蒔いて→庭に植え付け
→雌花が咲いた(今ここ)

さて、実は?(期待!)

 

お次は『危険花』

  スズメバチハウス

枝はピラカンサです。
同居人が「摘み取って」くれたので、
伊羅保釉の花器に活けてみましたよ。

花の芯は六角形。仕切りの中央には小さな粒。
天然パルプのナチュラルカラーが素朴。
フェルトのような暖かな風合い。
椿のような愛らしい姿です。

若い女王が一人で作った小さなおうち
などと書いてみると童話のよう。

ですが。


【初期の スズメバチ の巣】って文字にすると
一気にデンジャラスがつのります。

このオープンハウスでの育児中、新米母さんのスズメバチ
「警戒音」や「威嚇音」を出さないんです。
子供を増やし、巣を閉じた形にするまでは ひたすら静かに、静かに


蜂もコロナウイルスも自然はずる賢くて・・本当に賢すぎて困ります。

 

最後は
『薬花』ミントの花

強力ミントの花

が咲くと、葉は香らなくなります。花に体力を取られている感じがします。
種ができるわけでもない感じだし、そもそも地下茎で増え冬を越す多年草

それなのになぜ、花を咲かせたいのでしょう?

 

自然の知恵は深く、人間の及ばぬことだらけですね。

 

 

それにしても

アーティチョークのつぼみ、もっと収穫させてほしかったなぁ~・・

「某さんの知恵は浅く、食べ物のことだらけ」(笑