先日庭で、蝉の羽化に出会い、じっくり眺めた。
5匹も一度に次々と羽化が進む様子は、結構なドラマだった。
セミの抜け殻を集めておいたら、
里帰り娘の「何ゼミ?」の一言から、見分け方調べがはじまり、
雌雄見分けや、割合考察まで会話がもりあがった。
図書館の本を読んで、感動する。最近は中島京子さん。
聞いてほしくてブログに書かなくっちゃと思う。
空の雲を眺めて、季節や天候を読む。
環天頂アーク、虹、トンビ、巣立ちの燕、
人工衛星、むくむく育つ金床雲。
モロヘイヤは硬そうな茎を差し芽にしてみる。
地面に刺しておくと勝手に生きていく不思議。
勝手といえば土から勝手にに出てきたトゲトゲ蔓に雌花が付いた。
実るのはカボチャ?スイカ?ズッキーニ??
これも目が離せない。
もうひとつ目が離せないのがイチジクの樹。
カミキリムシは害虫だけど絵のモデル。
青い実を観察し、明日、甘くなる実を先読みしないと
鳥に先を越されて食べられない。今日は鳥の勝ち。
美味しい所だけつついて、空っぽにされちゃった。
猫の世話と病状観察に投薬。今日もかわいい。
日々のスケッチ、もちろん陶芸。
それぞれが
「自然観察日記」、「理科の自由研究」、「読書感想文」、
「植物水やり当番」「動物飼育係」そして「図画工作」?
・・・あれ?(ひらめき)
「私って人生が夏休みの自由研究の人!じゃん!」
なんか大発見な気がして、同居人にそう言ったら、
「確かに。【夏休みの自由研究業】を名乗れば?」って、笑ってた。
毎年この時期になると、ラジオからも新聞にも
宿題の自由研究を嫌々やっつけるとか、
子供の頃嫌でしょうがなかった自由研究の思い出とか
挙句は「自由研究なんか必要なんでしょうか?」とか、
「否定的ご意見」ばかりが聞こえてくる。
だとしたら、私の人生って苦労の連続って事になりません??
本人としては十分楽しいんですけど。
むしろ、
どぎつい色の小さな液晶画面の前で囚人のように背を丸めて
長時間「ゲーム」にむかうという、彼らの「夏休みの自由時間」の方が、
よほど苦行に思えてしまうんだけどね。