とある村に
「毎日納豆をかき混ぜるのに塩梅がいい」と
私の器を使ってくれている友人がございまして。
3月末ごろ、彼が発した
私の器を使ってくれている友人がございまして。
3月末ごろ、彼が発した
納豆が買えないことをかこつつぶやきが はじまりでした。
「つくれば?」と返信しようとして、
?でも? どうやってつくるんだろ?と、調べるうちに、
・・・・自分で作りたくなっていました。
「異国の風習であるヨーグルトが自作できて
自国の伝統発酵食が作れないはず無い・・」
自国の伝統発酵食が作れないはず無い・・」
まえからぼんやり思ってはいたんですが、
実験するには納豆が安すぎたんです。
そういう意味では、「じっけんちゃんす!」だったのです。
(少し不謹慎な言い回しなので ひらがな にしてみました。お許しを)

【材料】
大豆 150g 使い残りですが、昨秋の豆。
大豆 150g 使い残りですが、昨秋の豆。
納豆 10粒 ※冷凍してあった
熱湯 30cc
熱湯 30cc
【道具】
ヨーグルトつくりヒーター・よーく洗った牛乳パック
【手順】
1、ステンレスの保温水筒に洗った大豆をいれ、
熱湯を口まで入れて一晩放置。
熱湯を口まで入れて一晩放置。
2、ほぼ煮えてる豆をざざーっと出し、圧力鍋でやわらかく煮る。
3、大豆がゆであがる直前に、市販の納豆を10粒をぐい飲みに入れ、
30ccぐらいの少量の熱湯で洗い、納豆菌をとりだす。
納豆菌は熱に強く、死なない。
納豆菌は熱に強く、死なない。
しかもそれ以外の雑菌は湯で滅菌することができるんですって!
4、煮上がった大豆の水分をザルで切り、
大豆が熱いうちに、3で作った納豆菌のついた湯をふりかけ、
まんべんなく混ぜ合わせます。
4、煮上がった大豆の水分をザルで切り、
大豆が熱いうちに、3で作った納豆菌のついた湯をふりかけ、
まんべんなく混ぜ合わせます。
【大豆が熱いうちに】→納豆菌は熱くても死なない。(前述)
むしろヒートショックといって「熱をくぐるとがんばって発芽する」んですって!
むしろヒートショックといって「熱をくぐるとがんばって発芽する」んですって!
納豆菌を振りかけ終えたら、余計な水分はザルで切る。
5、 4を牛乳パックにいれ、上部に小さな空気穴を開けて
【ヨーグルトつくりヒーター】にセット。
5、 4を牛乳パックにいれ、上部に小さな空気穴を開けて
【ヨーグルトつくりヒーター】にセット。
6、24時間後にたべる。
さて、24時間後。恐る恐る開封。

・・・・しっかり糸を引いてます・・(感動)
ちょっと取り出して・・
ちょっと取り出して・・
醤油をかけて・・3粒ほど(もぐもぐ)・・・・
・・ふむ、これは納豆!大豆の香りが芳しい。
納豆のにおいは、それと別にきつい。でもおいしい!
納豆のにおいは、それと別にきつい。でもおいしい!
4日分に分けて家族で味わいました。
あれからはやくも3週間。
スーパーに納豆が戻ってきました。
納豆が棚に並んでいる幸せ・・・手間を知って、納豆屋さんに感謝・・
「3個パック」をもつ手つきが、いつもより少し恭しくなっていたような。