いむげむ亭 ▼ 時々日記

陶芸家 中島惠のブログです。HP→いむげむ亭日常http://imugemtei.g1.xrea.com/

2022 元旦

あけましておめでとうございます。

冷え込みはあっても晴れ渡る三が日。
皆さま新年をどのようの迎えられたでしょうか。

「子」(元走る動物。今、地方公務員)も戻って
家族3人と猫、家で迎えるお正月でした。

 

元日はおせちと煮物からの、お雑煮。
伊達巻はちょっと焦しちゃったけど、
互い違いに並べれば「おしゃれ」に見える!(多分)。
同居人の手による紅白膾には、
自家製の柿酢使用。うまみを添えてます。

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おせち2022

頂いてしまった賀状を出しがてら、近所の井椋神社へ初詣。
家族そろって散歩のひなた道。
「家族そろって」が貴重な時間。
いつまでも続いてほしいと、心底思いながらも
口に出るのは「バカ話」ばっかり。

2日には両親に会って、黒豆を届けました。
「子」の買い物にあれこれつきあったら
もう夕方。(フライパンと、服)

夜のメインは特大の「カンパチカマの塩こうじ焼」に舌鼓。

 

3日はおせちと煮物、雑煮再び。
栗きんとんの代わりの「渋皮煮」が好評でした。
昨秋に作ったのですが、
瓶に詰め、さかさまにして煮沸したら上手に保存ができてました。

 

一年の計を三が日で占えば
今年も「食い福」は大吉模様。

「困難ありの予感」なのは
【体重とコレステロールの数値】ですなぁ・・・(初笑

 

当ブログ、
本年もぽつぽつと書き続けていく予定です。

出来ましたら、コメントなどいただけると
本人、喜びます。(静かな読者様でも十分ありがたいのですが。)


2022年も宜しくお付き合いのほど、お願い申しあげます。

猫箱の床暖房

今週のお題「あったか~い」

猫ぬくぬく♪ 猫箱の床暖房を自作しました。


使ったのはアマゾンで購入したUSBヒーター 483円(送料税込み)。
注文から到着まで1か月かかったけど、安い!!

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防寒ジャケットに使われているヒーター素材なのです。
これを使って、猫寝床の床暖房を作ろうと思います。

 

まずスイッチ部分。

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↑こんな風に、胸のあたりに縫い付けて使うのが本来の使い方です。

猫のゲージの外にスイッチとしてぶら下げたいのと、
配線の曲がり部分が引っ張られて断線するのを避けたいのと、
両方をかなえるには????と、考えた末、選んだのは

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「梅干しの入っていたプラケース」w

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当たりをつけて、三つ又になってる鼠歯錐で穴をあけてから

ノコとカッターで配線溝を成形。

 

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アルミ針金いれて吊るせるように。

スイッチ直下の配線を丁寧に切り込みにはめ込みます。

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配線はテープで安定させてっと。布部を接着材で止めます。

計算違いだったのは、スイッチ裏がシリコンで接着剤が効かなかったこと。
洗濯も想定されているので、縫い付ける仕様なのでしょう。

手持ちのリボンバンドでくるんで保定、紐をつけて吊り下げられるようにしました。

 

次はヒーター部分。

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発熱部は、下に逃げる熱を防ぐアルミ蒸着シートと共に、
防水防汚を考えてジッパー袋に入れました。
高齢の病ネコですから、汚すことも考えて。
電線の両脇までジッパーを閉じればよいだけ。楽チン。

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通電して温度確認。
熱くなりすぎないか、この素材でよいか、時間をかけて確かめます。

発熱部を猫の巣箱の毛布の下に入れて、
スイッチを猫ゲージ外につるしましょう。

 

猫は人をよく見ていて、私が何かした後は
「自宅(猫箱)が快適になっている!!」のがわかっていて、
作業中から興味津々、待ち構えてます。

設置後はすぐに確認に来て・・・

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するりん、と、入って中でぬくぬく。

完成!

 

 

月蝕 2021秋

「今夜はほぼ皆既」と聞いて、
時間を合わせ、歩きに出た。

空には
ごく薄いオーガンジーをなびかせたような
緩やかな流れを描いている。
主役のお月様は、ほぼ皆既が終わるあたり
雲のフィルター越しにやんごとなき姫のよう、
かそけき姿で浮かんでおられる。

少し歩いて、
荒川にかかる橋から水面を見下ろすと、
月の波光はかぼそくて、ぼんやりと気配があるだけ。
黒々した川岸、神社の屋根、鎮守の木々のシルエット、
順に視線を上げていくと
空まで川が続いているようにみえた。

時間がたって、暗さを増した夜空の川で
三日月過ぎまで復した様子が私には  

光に包まれて天の川を往く に みえた。

 ・・・あの船に乗れたら、
 どんな命も浄くなれるだろう。

 ・・・あんな綺麗なものが空に輝いているのに、
 この上、何を作りたいんだろう・・・

 

満月に戻るまでを見届けたくて
帰ってからも、ちょくちょく外に出ては
お月さまを見上げた夜でした。


翌日。
同じ橋を渡ると、
雲のない空に十六夜の月。
川面の波光も刃物の鋭利。

 

が来る の ですね。

 

ズッキーニ・トロンベッタ

先週、灯油高値のニュースを聞いて
遅ればせながら、工房用冬の暖房灯油を買いに行きました。

週末に灯油と野菜を同時買い出し、となれば
灯油を同居人に依頼して、私は野菜担当に。

深谷の長在家直販所は広くて種類が多いのが魅力です。

今回出会った野菜が、今日の主役です。

まずは顔写真から。斜めにかぶった帽子がかわいい彼なのです。

f:id:imugemtei:20211023142535j:plain「ズッキーニ 194円」

 

で!全身画像がこちらです!

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工房の椅子で傘さんと語らう図。(身長70㎝!)

 


窯の入り口で値上り激しい灯油さんと語らう姿も。

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素晴らしいスタイルと、つるつるお肌にうっとり。

 

以下、色々調べて分かったこと。

まずお名前 。
「トランペットズッキーニ」
イタリア語では「ズッキーニ・トロンベッタ」
ホルンやトロンボーンの形にそだっても
名前は「トランペット」なのだそうです。

 

続いて、お味
のうちに若採りで食べれば「ズッキーニ」
緑が消えて肌色っぽくなり、表面に粉を吹いたら完熟で、
お味も「カボチャ」
通名「ツル首カボチャ」になる・・・と。

なるほど!

けりゃ「枝豆」・完熟では「大豆」。
名乗りも調理も違うけど、同一植物
おなじみ大豆さんと同じパターンなのですね!

「ツル首カボチャ」だったら、すでに愛用してます。
同じ味なのかな?

いずれにしての、当分はです。
包丁を入れたら、続報を。





 

秋の虫の話 2題

の虫の話1

柿の木を見上げていたら、2㎝ぐらいに育った「イラガの幼虫」を発見。
これが翡翠だったらさぞ高価であろうと思うような
やや光を通す鮮やかな緑の体に、を示す黄色とげが2列
さわったら大変なことになる毒虫だ。

退治のために高枝切りバサミを取りに行こうとしたその時、
「ブブブブブ」というはっきりした羽音と共に
大き目のハエというか、小ぶりの蜂というか、黒っぽい羽虫が8の字を描きながら
警報音のような大きな音を立てて飛んできたか、と思ったら
その「イラガの幼虫」の背に止まった!のだ。

【え?かすっただけでも火傷のように痛いイラガなのに、この蜂は平気なのか?】

そう思いつつ目を離せずにいたら、
いつもは動じない(?)イラガの幼虫の方が
腹側の黄色が見えるほどに身をよじって抵抗している様子が。

蜂はいったん離れ、また8の字に飛ぶ。
近くを同様に飛ぶ同じ蜂と一瞬絡まる様子を見せ、すぐに別れ、
またイラガへと向かう。

ああ、これは交尾だ。
とすると、イラガに卵を産み付けてる?
寄生蜂か!!

私が観たのは寄生蜂がイラガに卵を産み付ける瞬間だったらしい。

寒くなる前に、越冬に備えて固い繭を作るイラガ。

春先に繭を破って出てくるのは、イラガか、蜂か。

命がけのドラマの結末を見守るかどうか、
ちょっと迷ったけれど、
やっぱり「高枝切りバサミ」を取りに行きました。
チョンと切って、さようなら。
蜂さんにもイラガさんにも、恨みはないんだけど、ごめんね。


の虫の話2

イチジクを収穫しに行ったら、目をつけていた食べごろの実は、
鳥に先を越されて、中空の皮だけになってました。
やられた!と思いつつ、残りもどうぞ、と残しておいたら、
今度はがやってきて優雅に食事を始めた。

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アゲハのようなきれいな羽もよう。鮮やかな赤い斑点。
でも、下羽にアゲハみたいな水滴デザインがない。
ふわふわでぽってりした腹。
少しくたびれた羽。産卵前なのかな。
うちのイチジクジュースは美味しいでしょう。

メルヘン気分でカメラに収めた。

 

さて、後刻。
ネットで調べてみたら
「アカボシゴマダラ」という名だという。

外国から持ち込まれた外来種特定外来生物
蝶マニアによる人為的な放蝶で増えたとされ、
その行為をゲリラ放虫」と呼ぶと知る。
増やして放てばに触れる、とも。

禍々しい文字列物騒な新語の出現に、
私のメルヘン気分は萎んで消えた。

 

蝶には罪はないんだよね。

アカボシゴマダラさんにも、なんかごめんね。

ある秋晴れの朝(猫バッグとアケビ)

洗濯物を干す前に、昨日仕上がった【猫バッグ】の写真を撮ろう。

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かわいらしすぎて使えない猫の絵柄の「てぬぐい」

化粧品会社のロゴ入り帆布バッグに縫い付けて、

ロゴが隠れて絵が生きるマイバッグに変身。(我ながら良い思い付き♪)

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・・・このへそ天猫の遠い目にやられました・・

 

撮影中、背景の栗の木に「やばいモノ」を発見・・・

うわぁ!イラガの幼虫軍団!!!

団体のうちに処理せねば・・緊急事態に「高枝切りバサミ」出動。

落とした「イラガ付き枝」を拾いに行って、足元に【茗荷発見!】

 

イラガの処理もそこそこに、掘り出し作業へ移行。

「そうだ・・裏のミョウガも点検しなければ」

トコトコと家の裏に移動する途中、アケビが色づいているのに気づいた。

 

何?この爆生り!!印が全部アケビの実)

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バナナ並みです。  水路に咲く彼岸花を上から見ながら収穫、収穫。

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家の裏から台所へ、ぐるっと戻る途中。植木鉢に目が行く。

あら、今ごろやっと【パプリカが咲いた】

去年たべたパプリカの種から。蒔くのも植え替えも個展があって遅かったんだよね。

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パプリカの蕾は、もうパプリカの形。カワイイ。(描きたいな)

 

隣にあるのは【2月に食べたパイナップルの葉】

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クラウン栽培と、その脇芽を(これも遅ればせながら)

昨日株分けした子株たち。ぐらつき具合をちょっと点検。

手前右は差し入れていただいたマンゴー種から育った鉢。

猿蟹も呆れる庭w(種からの柿もホントに生えてるんです。)

 

色々仕事終えて、アケビとお茶でひとやすみ・・・

 

?・・あ?! 洗濯物!! (ドタバタ・・